全国の学校給食にエコ食器を。小泉首相が積極導入。

全国の公立学校で使われる給食食器が、環境に配慮した「エコ食器」に切り替わる構想が進んでいる。 これは小泉純一郎首相の強い意向によるもので、本年3月よりまず農水省の職員食堂の食器を現行の石油製プラスチック製のものから、 トウモロコシや米等の穀物からとれる”生分解性プラスチック製”に変更するのを手始めに順次全国へ拡大する。

この生分解性プラスチックは、穀物の糖分から出来るポリ乳酸をベースに作られ、堆肥(たいひ)等と一緒に廃棄する事で土中の微生物により分解し自然に戻る。 このため環境に与える害がなく、公害も発生しない。

従来の生分解性プラスチックは熱を加えると変形するという欠点を持っていたが、近年では表面をコーティングする事で改善が施された。

このように、良いことづくめ”生分解性プラスチック”だがお値段はやや高目。 しかしこれを国が率先使用する事で民間へ普及を促し、大量生産による価格の低減化や新産業育成にもつながるであろう。

記事詳細(共同通信ウェブサイト:http://www.kyodo.co.jp/

■関連特許 (このニュースに関連する出願特許情報をご紹介します。)
特許公報 タイトル
特開2002-201402 自然分解性食器類のコーティング材製造法
特開2001-120413 自然分解性食器
特開2000-312638 生分解性プラスチックの業務食器製造法

■関連収録セット (弊社が過去に出版したこのニュースに関連する特許収録セット。)
セットNo.   種類 タイトル 収録年度 収録点数 価格
(税込み)
8240 公開 生分解性容器とその製造方法 H.5〜H.8 57 \23,700
8962 公開 生分解性緩衝材の製造加工方法 H.8〜H.11 65 \26,400
8199 公開 生分解性農業用シート材 H.5〜H.8 67 \26,800


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